Hydra-T(ハイドラ トンネル)
【NETIS登録番号QS-190038A】
Hydra-Tは、ミリ波レーダー技術と最先端ArcSAR合成開口技術を使用し、15秒毎に計測ヘッドを左右に動かし、切羽全面をスキャンします。落石前の微細な切羽の変位を0.1mmの高精度で検知します。
予め設定した管理基準値(閾値)に基づき、黄色・赤色のライト及びアラーム音を鳴らし警報発令します。
IDSGeoradar社は衛星SAR技術を地上設置型GB-SARに応用し、さらに計測器を可搬型にしたArcSAR技術をHydraに組込みさらに小型化を実現しました。
また、Hydra-Tはトンネル施工の切羽監視専用のソフトウェアが組み込まれ、掘削中の切羽監視にパワフルな性能を発揮します。
計測部には、76GHz帯ミリ波レーダーの他にカメラを装備し切羽監視と同時に切羽写真撮影も行います。
レーザースキャナーに比べ圧倒的に計測精度、データ処理時間が優位なミリ波レーダー技術は安全管理のスタンダードになります。
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・落石前の微小な変位(1mm以下)、切羽の挙動を高精度で検知します。
・24時間連続で切羽監視が可能です。
・計測ヘッドは、15秒毎に切羽をスキャンと写真撮影を行います。(24時間で5,760回スキャン)
・合成開口技術を使い 0.1mm精度で計測が可能です。
・スキャンデータはリアルタイムで処理し、タブレットに結果を表示します。
・予め設定した閾値に基づき、切羽変位をリアルタイムに検知し警報発令を行います。
・警報発令は3段階で設定可能で、現場PCで設定できます。
・データは坑内・外の通信ネットワークに接続し遠隔地からも閲覧が可能です。
・天端に設置する専用の架台もご用意しております。(発破時は退避)
・現場坑内照明用200Vにて稼働できます。
【ソフトウェア機能】
・トンネル切羽全面を連続的に監視(1回の計測時間は15秒)
・監視エリアを6エリアに分割して平均変位をグラフ化。グラフはテキストデータで出力可能
・監視エリア内で重点監視エリアを設定する事も可能
・変位が管理基準値(閾値)を超過するとリアルタイムでパトライト、ブザー音で注意・警報を発令
・注意・警報の発令閾値は現場条件に合わせてユーザーにて設定が可能
・光学カメラは切羽状況をレーダと同じ15秒/回撮影しハードディスクに保存
・制御装置とタブレットPCはWiFiで設足できます。
・坑内WiFiと接続する事で詰所や現場事務所などで遠隔監視も可能です。
・ミリ波レーダーの国内認証取得済み
・NETIS登録番号QS-190038A取得済み
【重機キャンセル機能】
・切羽作業中のエレクター吹付機、削岩機等は計測時にデータから自動キャンセルし必要なデータのみ計測
・進行する切羽に合わせて基準面の更新は20分から3分に短縮実現。